栗一枚板でつくる、唯一無二の看板
天然木の持つ存在感を、もっともダイレクトに伝えてくれる素材。「栗(クリ)」の一枚板を使って、今回は企業様の屋外看板を製作・納品させていただきました。
重厚で力強く、それでいてどこか温もりを感じる栗の木。
古くから橋の土台や建具、屋外の建築資材にも使われてきたその堅牢さは、屋外の看板としても理想的な素材です。

企業様の顔を飾る、栗材の屋外看板
今回のご依頼は、会社の正面に設置する屋外用の社名看板。
企業のブランディングにおいて「ファサード」は非常に重要な要素。
その第一印象を飾るにふさわしいのが、この自然の年輪と表情をそのまま活かした一枚板でした。

栗材の特徴と魅力 – 屋外使用に適した天然木
栗材は、日本でも古くから「耐水性・耐腐朽性に優れた木材」として重宝されてきました。
建築資材としてはもちろん、電柱の根本、線路の枕木、そして橋脚の材としても使われていた歴史があるほど、「過酷な環境に耐える木材」です。
今回の看板でもその特性を活かし、雨風や直射日光にも耐える完全防水・防腐加工を施しました。
見た目はマットに、質感を活かす仕上げ
防水=テカテカした塗膜というイメージを持たれるかもしれませんが、今回は違います。
ウレタン塗装のようなツヤを出さず、あくまで「木の素材感」を感じられるマット仕上げに。
経年変化を楽しみながら、屋外でも自然な風合いを長く保てる仕様です。

彫刻文字は、デザインから深さまでフルカスタム
文字部分は、深さ最大5mmまでしっかり彫り込み。
耐久性はもちろんのこと、凹凸による立体感が生まれ、陰影がくっきりと浮かび上がる仕上がりとなっています。
彫刻文字に使用するフォントは、お客様のブランドイメージに合わせて完全オリジナル。
「優しい雰囲気を出したい」「筆文字で和の印象にしたい」など、用途や業種に応じてご提案から承っています。

まさに“世界にひとつだけ”の看板に
木目・形・色合い、どれを取っても同じものがない一枚板。
そこにオリジナルのロゴを刻み込むことで、唯一無二の存在感を放つ看板が誕生します。
大量生産の金属プレートとはまったく異なる、“その会社らしさ”がにじみ出る仕上がりとなります。
屋外設置のための工夫とこだわり
一枚板の看板を屋外に設置する際には、素材と加工のバランスが重要になります。
防水加工・防腐加工はもちろん、裏面や木口(断面)の処理まで、長年の屋外使用を想定して施工しています。
また、施工環境に応じて取り付け方法もカスタム対応。
金具の見せ方、ボルトの配置、下地との取り合いなど、細部までこだわって設計・納品しています。

あらゆる業種に対応可能
今回のような企業看板はもちろん、飲食店様や旅館・カフェ・雑貨店などにも栗材の一枚板看板はおすすめです。
店舗のコンセプトや世界観を強く伝えられるアイテムとして、その他の樹種でもご提案できますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

まとめ – 一枚板看板で「想い」をカタチに
情報を伝えるだけなら、プレートや印刷物でも十分です。
しかし、「このお店が、どんな想いでつくられているのか」「この会社が、何を大切にしているのか」を伝えるには、素材そのものに力がある一枚板が最適です。
栗の木が持つ力強さと温かみ。その中に刻まれた名前やロゴには、ブランドの想いが宿るはずです。
看板から始まるブランディングを、私たちは全力でお手伝いしています。
どうぞお気軽にご相談ください。
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