最高気温が35℃に迫る真夏日、汗だくになりながらも 2階オフィスへ約70kgもの椨(タブ)一枚板カウンターテーブルを納品してきました! 今回の主役は美しい縮杢(ちぢみもく)がビシッと入った椨。社長室に置いた瞬間、空間の気品と風格が一気にアップした様子をご紹介します。
1. 灼熱の納品レポート
● 35℃・湿度70%超の搬入劇
梅雨が明けた途端にこの暑さ……。トラックからの荷下ろしで早くも汗が滝のよう。
70kgの一枚板を階段で2階へ搬入するため、途中でこまめに休憩を挟みながら慎重に移動しました。 「社長室まであと数段!」というところで味わう達成感と、全身から吹き出す汗――これがまた職人冥利に尽きるんですよね。
● 設置完了で“ワンランク上”の空気感
天板が指定位置に収まった瞬間、オフィスの雰囲気がガラリ。 シンプルな白壁とグレーのフロアカーペットの中に黄金色にきらめく縮杢が映え、まさに“社長のための特等席”が完成です。
2. 椨(タブ)の魅力を徹底解説
● 椨とは?
椨(タブ)はクスノキ科の国産広葉樹。
・ 硬く粘りがあるため曲げや衝撃に強い
・ 時間が経つと飴色のツヤが増す
・ 木肌が緻密で縮杢・リップルマークが現れやすい ――といった特徴があります。
● 縮杢(ちぢみもく)の価値
成長過程で年輪が波打つことで生まれる縮杢は、“天然の3Dエフェクト”。ライトを当てる角度でキラキラと光が走り、「まるで絹のドレープ」と称されるほど上品です。 今回の板は幅90cm × 長さ約200cmのワイドサイズながら全面に細かな縮杢が入る希少材。

3. ラウンドテーブルではなく“ワイドストレート”にした理由
社長室という限られたスペースで会議・商談・執務を1枚でこなす――
そこで重視されたのが「奥行90cm」というワイド寸法でした。
- 商談では対面でも適度な距離感を確保
- PC作業+書類を広げても余裕の奥行
- 直線エッジだから壁付け・レイアウト変更も自在
もちろん、円形(ラウンド)テーブルの「全員が中心を向ける」メリットも魅力的。 でも今回は“見せる縮杢”が最大限映えるストレートラインを選択いただきました。
4. 汗と涙(?)の裏側トーク
● 休憩はこまめに!
35℃の室温で70kgとなれば、無理は禁物。「あと一気に…」は禁句です。 安全第一で小休憩→再開を徹底しました。
● 天板保護は“二重養生”が鉄則
搬入経路には養生ふとん+緩衝シートを二重に敷設。
特に階段の踊り場は曲がり角でぶつけるリスク大。
「擦り傷ゼロ」での納品完了には現場下見と準備が欠かせません。
5. まとめ & 関連記事
椨の縮杢一枚板は、ワイドな奥行と黄金色のツヤがエグゼクティブ空間にぴったり。 猛暑の搬入も乗り越えて納品した達成感は格別です。
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次回は実際に社長室へ設置した後のレイアウト事例もご紹介予定です。 どうぞお楽しみに!
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