日本の自然が生んだ銘木「栓(セン)」一枚板を、このたびお客様に納品いたしました。
特徴的なのは、表面に現れる玉杢(たまもく)と呼ばれる不規則で立体的な杢目模様。その姿はまるで絹のような艶を帯び、光の角度によってきらめきを放ちます。白さの際立つ清らかな色合いが空間に明るさと上品さを与え、ナチュラルで洗練されたインテリアを演出してくれます。
今回の納品では、あえて立て掛けて飾るスタイルを採用。単なる家具としての役割を超え、まるでオブジェのように空間の格を一段と引き上げています。
自然の耳が持つうねりや、玉杢がびっしりと浮かぶ表情は、見る者に「唯一無二」の存在感を強く印象付けます。
栓(セン)一枚板の特徴と魅力
玉杢(たまもく)が織りなす立体感
栓の大きな特徴は、きめ細やかな木肌に浮かび上がる玉杢です。光の反射を受けて波打つように輝き、平面でありながら奥行きを感じさせる立体感を生み出します。特に今回の一枚板は、杢目が非常に美しく揺らぎ、まさに自然が描いた芸術品と呼べる出来栄えです。

空間に溶け込む明るさと清涼感
栓はブナ科に属し、色合いは明るい乳白色から淡い黄白色。そのため、空間に清潔感と柔らかさを与える効果があります。和の空間だけでなく、北欧モダンやナチュラルテイストとも相性が良く、幅広いインテリアに調和します。

オブジェとしての存在感
今回納品した栓一枚板は、テーブルやカウンターとしてだけでなく「立て掛けて飾る」という用途を選ばれました。
壁際に佇むその姿は、天然木そのものがアート作品のよう。力強い杢目と自然の耳が織りなすフォルムが、室内に凛とした空気感をもたらしています。まさに「家具を超えた存在」として空間を彩っています。

栓一枚板の価値と希少性
現在、一枚板市場においても栓は非常に人気が高く、上質な材は年々希少価値を増しています。特に玉杢が現れる個体は数が限られ、出会える機会も少なくなっています。今回納品した一枚は、その中でも特に迫力のある杢目を持ち、他には替えがたい魅力を備えています。

栓(セン)一枚板の活用シーン
- テーブルやカウンター:空間を明るく上品に彩るインテリアの中心に。
- アートオブジェ:今回のように立て掛けて飾るだけでも、存在感は抜群。
- 和モダンの空間:清らかな色合いが和室や茶室にも調和。
まとめ|末永くご愛顧ください
このたびは、栓(セン)一枚板をお選びいただき誠にありがとうございました。
玉杢が織りなす美しい表情と、自然の耳が描き出す流麗なフォルムは、まさに世界に一つだけの存在です。
年月を重ねるごとに味わい深さを増し、末永く暮らしを彩っていただけることを願っております。
参考記事
一枚板の基礎知識やお手入れ方法については、こちらの記事もぜひご覧ください。
▶ 一枚板の基礎知識とお役立ち情報
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