一枚板の塗装について

一枚板の塗装について

一枚板工房SEE-SAWの塗装について

こんにちは大阪府寝屋川市の一枚板工房SEE-SAWです。

先日お買い上げいただきました一枚板の納品までの加工についてご紹介いたしたが、加工工程で重要な塗装について本日はご紹介いたします。

一枚板工房SEE-SAWで使用する塗料

自然素材にこだわった家づくりをコンセプトに掲げる創建工房で使用する塗料はSEE-SAW製品ならびに住宅の施工の際にも食品と同レベルの高い安全性を持ち、高い安全性を持つ自然の植物油と植物ワックスでできた『オスモカラー』を使用しておいります。

オスモカラーは、植物油(ひまわり油、大豆油、あざみ油)と植物性ワックスからできた自然塗料でその最大の特長は「木の呼吸」を妨げないところです。ウレタン塗料のように表面に塗膜を張るのではなく、内部に深く浸透することによって調節機能を発揮させ、木本来の手触りを実感していただけるオイル塗装を行っております。

オイル塗装について

オイル塗装、オイルフィニッシュ、オイル仕上げとも言われる手法で、前述の通り木材に油を染みこませることで木材の持つ本来の手触りや風合いが実感できる点が特徴です。ざっくりと言いますと『木そのもの』の良さ『一枚板の風合い・ぬくもり』がダイレクトに実感いただけます。

膜を張っていないので手触りがよく木が呼吸するかのように部屋の調湿もあるんです!使うほどに味わいが出て傷や汚れなんかも自らカンタンにメンテナンスでき新品同様に戻すことができます。

短所といたしましては、塗膜がないので、急激な乾燥などで割れ や反りが発生することもあり、また水によるシミに弱くで水分に弱い点です。飲みかけのコップなどの輪染みが残ってしまったり・・・・・

一般的な家具の塗装って?

ウレタン塗装について

家具の塗装についてはUV塗装・ラッカー塗装など様々ございますが、量産品のほとんどの家具がウレタン塗装で仕上げられています。正式名称はポリウレタン塗装。木の表面に薄くて堅い膜をつくることで耐熱性や耐水性をUPさせ、メンテンが簡単なのがメリットです。

約30年ほど前にインテリア業界で販売を始めたころは展示品のほとんどの商品がウレタン塗装の商品で実際には『傷がつきにくいですよ!』『お手入れカンタンですよ!』とウレタン塗装のメリットを全面に打ち出し販売しておりました。(実際テーブル・デスクなんかは全部ウレタン塗装でしたので・・・・)

結構傷が目立ちます・・・・

『傷がつきにくいですよ!』って販売している商品も店頭ではカタログやディスプレイを置き、お客様が座られたり、その場で商談したりで結構傷がついている商品もチラホラ・・・『大丈夫ですよ、これは展示品なんで!お届けはメーカーより新品、もちろん傷なしの商品をお届けいたしますので!💦』最終展示品はアウトレット品大幅値下げで処分・・・傷つきにくいんちゃうんかい!?

オイルフィニッシュ品との『出会い』

そんな折、先輩バイヤーが無塗装品のダイニングテーブルを仕入れてきていただき、『天板磨いてオイル塗っといて~』の一言。約25年程前、ネットやYOUTUBEなどもなく、説明書を見ながら付属のペーパーで磨きをかけ、「オレンジOIL」を塗り、仕上げていく中でテーブルの表情が徐々に輝きを増し、みるみるうちに魅力的なものに変貌しました。

当時は知識もなくOILの説明書の「自然発火の恐れがあります」のコメントに少しビビッてしまいました・・・※染み込んだ布を何重にも重ね放置したりしなければそのような心配は無用です。

わざと傷をつけ、ペーパーで磨き、オイルを塗る。そのような接客で特に天然木が好きな方や、まだまだ北欧スタイルやシャビーシック,というようなインテリアスタイルが周知されていない中で、天然木を取り入れたお部屋づくりを目指しているお客様には好んでご購入いただきました。

まとめ

我が家にも20年選手のオイルフィニッシュの無垢材のテーブルがあります。『キズ』『染み』『汚れ』の数々・・・・メンテナンスは数回しか行ってませんが、なんとも言えない風合いがあります。ウレタン塗装には無い『木の風合い』『木の手触り』が魅力です。触れる機会の多いインテリアだからこそ、自然の息吹を感じることのできるオイル仕上げを是非実感してみてください!

次回は実際のメンテナンスについてbefore afterをご紹介いたします。